2012年7月23日月曜日

薬効果物 金柑


薬効果物 キンカン

分類 ムクロジ目  ミカン科  キンカン属  金柑

和名 キンカン(金柑)
英名 Kumquat、Cumquat
キンカン(金柑)は、ミカン科キンカン属 (Fortunella) の常緑低木の総称。
別名キンキツ(金橘)。

概要
中国の長江中流域原産。

食品カロリー栄養素成分表/栄養価
金柑(100g中) -きんかん・キンカン-
熱量(カロリー) 71kcal
タンパク質 0.5g
脂質     0.7g
炭水化物 17.5g
ビタミンC 49mg
ビタミンE 2.6mg
カルシウム 80mg

食用
果実は果皮ごとあるいは果皮だけ生食する。
皮の中果皮、つまり柑橘類の皮の白い綿状の部分に相当する部分に苦味と共に甘味がある。
果肉は酸味が強い。果皮のついたまま甘く煮て、砂糖漬け、蜂蜜漬け、甘露煮にする。
甘く煮てから、砂糖に漬け、ドライフルーツにすることもある。

薬用
果実は民間薬として咳や、のどの痛みに効果があるとされ、
金橘(きんきつ)という生薬名でいうこともある。
果皮にはヘスペリジン(ビタミンP)を多く含む。

観賞用
観賞用として庭木として植えられることも多い。
剪定に強いので生垣や鉢植え、盆栽にもできる。
広東省や香港では、旧正月を迎える際に柑橘類の鉢植えを飾ることが多く、
キンカンも好まれる。

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