2012年8月25日土曜日

薬草 薬用植物 フジバカマ



フジバカマ  (8:14 2012/08/25)
分類 キク目 キク科 キク亜科 ヒヨドリバナ属 フジバカマ

和名 フジバカマ
英名 Thoroughwort
フジバカマ(藤袴、Eupatorium japonicum)とはキク科ヒヨドリバナ属の多年生植物。
秋の七草の1つ。

特徴
本州・四国・九州、朝鮮、中国に分布している。
原産は中国ともいわれるが、万葉の昔から日本人に親しまれてきた。
8-10月、散房状に淡い紫紅色の小さな花をつける。
また、生草のままでは無香のフジバカマであるが、乾燥するとその茎や葉に含有されている、

クマリン配糖体が加水分解されて、オルト・クマリン酸が生じるため、桜餅の葉のような
芳香を放つ。

中国名:蘭草、香草
英名:Joe-Pye weed;Thoroughwort;Boneset;Agueweed(ヒヨドリバナ属の花)
かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、環境省のレッドリストでは

準絶滅危惧(NT)種に指定されている。また「フジバカマ」と称する植物が、観賞用として園

芸店で入手でき庭にも好んで植えられる。
しかし、ほとんどの場合は本種でなく、同属他種または本種との雑種である。

薬草としての利用
有毒物質のピロリジジンアルカロイドを含有している。
乾燥させた茎葉が蘭草で、腎炎などのむくみに、10gを600ccの水で半量に煎じ
食間3回に分服する。

利尿剤
風呂の湯に入れる

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