2012年8月5日日曜日

薬草 薬効野菜 オミナエシ



薬草 薬効野菜 オミナエシ

分類 マツムシソウ目 オミナエシ科 オミナエシ属 オミナエシ

和名  オミナエシ(女郎花)

オミナエシ(女郎花 Patrinia scabiosifolia)は、合弁花類オミナエシ科オミナエシ属 の
多年生植物。秋の七草の一つ。チメグサ、敗醤(はいしょう)ともいう。


特徴
沖縄をのぞく日本全土および中国から東シベリアにかけて分布している。
夏までは根出葉だけを伸ばし、その後花茎を立てる。葉はやや固くてしわがある。
草の丈は60-100 cm程度で、8-10月に黄色い花を咲かせる。
日当たりの良い草地に生える。手入れの行き届いたため池の土手などは好適な生育地で
あったが、現在では放棄された場所が多く、そのために自生地は非常に減少している。
日本では万葉の昔から愛されて、前栽、切花などに用いられてきた。
漢方にも用いられる。

生薬 [編集]
秋に根を掘り起こし、感想させたものを,敗醤根(はいしょうこん)という。
全草を乾燥させて煎じたもの(敗醤)には、解熱・解毒作用があるとされる。
また、花のみを集めたものを黄屈花(おうくつか)という。
これらは生薬として単味で利用されることが多く、あまり漢方薬(漢方方剤)としては
使われない(漢方薬としてはヨク苡仁、附子と共に調合したヨク苡附子敗醤散が知られる)。

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