2012年8月6日月曜日

薬草 薬効野菜 ガジュツ



薬草 薬効野菜 ガジュツ

ガジュツ
分類 ショウガ目  ショウガ科  ウコン属  ガジュツ

和名 ガジュツ
英名 zedoary

ガジュツ(我朮、Curcuma zedoaria )はショウガ科ウコン属の1種の多年草。
別名紫ウコンともいうが、ウコン(秋ウコン、ターメリック、C. longa )、
春ウコン(キョウオウ、C. aromatica )とは別種である。
沖縄ではムラサキウッチン、屋久島ではガゼツともいう。
英語名はゼドアリー (zedoary) またはホワイトターメリック (white turmeric)。
根茎が生薬(日本薬局方に収録)として用いられ芳香健胃作用がある。
ウコンよりも薬効は強いとされる。
生薬としては我朮というが、中国では塊根を鬱金(ウコン、キョウオウと同じ)、
根茎を蓬莪朮という。
ヒマラヤ原産。日本では屋久島、沖縄等の暖かい地方で栽培されている。
ウコンに比べ寒さに弱い。
広卵形の根茎と多くの塊茎がある。
葉は数枚、根生し、長柄があり、長楕円形、長さ数十センチ、下部は紫がかる。
葉間に広い楕円形の穂状花序があり、苞は卵形で緑色。花は薄黄色で苞よりややみじかい。

栄養成分表(100gあたり)
エネルギー 365kcal、
たんぱく質 5.3g、
脂質 0.6g、
炭水化物 84.7g、
ナトリウム 27.3mg

デハイドロクルジオン、フラノゲルメン、
フラノジエン、クルツェレノンなどのセスキテルペン類...優れた抗消炎作用
シネオール、カンファーなどのモノテルペン類...殺菌・防腐作用の含有量が
高い事が明らかになってきました。 

生薬
ガジュツに含まれるシネオールの効能
血中コレステロールを下げる(高コレステロール・高脂血症・脂質異常症)
不整脈
高血圧(血圧を下げる)
冷え症

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