2012年11月29日木曜日

11月29日 中国考察 対日戦略


眠れる獅子は満身創痍ですか。
ただ吠え続けるだけですか???

虎はやたらとほえないぞ!!!!、息の根を止める機会をうかがっているだけだ!!!

日本、動揺の源に アジア全体が脅威に直面
タグ: 中日対訳,野田佳彦,総選挙,憲法,自衛権,釣魚島,尖閣諸島,石原慎太郎,日本維新
発信時間: 2012-11-28 16:32:54 | チャイナネット |

野田佳彦首相が衆院解散、総選挙の前倒しを宣言するや、日本の政界は再び動乱期に入った。
各政党は隠れみのを取り、普段口にできない軍国主義発言が横行し、大げさに危機感を
募らせる情報を発している。

自民党の安倍総裁はこの日を3年待ったとし、温める間もなく退陣を迫られた首相の椅子を
奪回すると宣誓、平和憲法改正、自衛権行使、自衛隊の国防軍昇格といった旗印にとどまらず、
公務員を釣魚島(日本名・尖閣諸島)に長期派遣し、中国に対応するとしている。
このタカ派の代表は総理在任中に靖国神社を参拝しなかったことを後悔しているとし、
首相の椅子に返り咲いた場合は、まず米国を訪問して忠誠を誓い、以前のようにまず中国に
好意を示さないと大口を叩いている。

島国有化を言い出した石原慎太郎氏はやはり極端な路線を走っている。
第三極・日本維新の会の旗の下、核兵器の開発によって日本の強大な抑止力を保とうと
極右政治家を束ねている。

今のところまだ与党の民主党は釣魚島国有化の弁解を続け、野田首相は釣魚島購入を
堅持しているのは長期安定管理のためという勝手な理屈をつけ、悔い改める気などない。
玄葉光一郎外相などは逆に中国の名誉を汚し、戦後の秩序を否定する有様だ。

世論調査によると、来月の総選挙の上位3位は自民党、日本維新の会、民主党。政権がどういう
組み合わせになっても、今後の日本の政権は右翼色が極めて濃厚になるだろう。
現下の軍国主義発言が近い将来日本の発展を導く国策となる可能性が高い。
そうなれば日本はアジア動乱の根源と化し、周辺国の安全が危うくなるだけでなく、
アジア全体の平和、戦後の国際秩序ですら脅かされる。

日本の政界の右傾化は奇形に発展した社会に根を下ろしている。
日本経済は20年低迷を続けており、失われた20年といわれる。
人々の不満は日増しに募り、一種のナショナリズム、排外主義を特徴とする奇形愛国主義が
台頭してきている。
急成長する中国に日本が世界第二の経済大国の地位を抜かれた後、そうした不健康な
感情がピークに達している。
恐怖と不安、羨望と嫉妬が入り乱れる中、日本国民は不満と怒りを外に向け、儚い強国の夢を
抱き、対外強硬策を通じて自尊心を回復しようとしており、自衛隊の役割拡大、
憲法第9条改正を叫ぶ声も日増しに高まっている。

日本の政界の右傾化は米国の責任でもある。戦後、戦勝国である米国は国際社会の共通認識を
基に日本に駐留した。
その使命は日本に軍事的保護を提供する以外にさらに重要なこととして国際条約の実施を
監督し、日本の軍国主義が復活し、世界に再び災難が訪れるのを防ぐことだった。
ところが米国は自らの利益、とくにアジアへのシフト戦略実現のため、日本の軍国主義の脅威を
見逃してきた。

米の宥和政策はすでに何度も教訓を受けている。アフガニスタンのタリバンからイラクの
サダム・フセイン、アルカイダのビン・ラディンにいたるまで、ブラックリストに連なる
国際テロ組織はいずれも米国の支援の下、強大化してきた。
しかし米国はそこから教訓を得るどころか、依然として日本に虎を飼って災いを残している。
右翼勢力をコントロールできなくなれば、米国は自分で責任をとることになる。

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