2018年5月31日木曜日

北朝鮮、金正恩委員長の執権を前提にした体制保証を要求

朝鮮人が如何にその思考回路が支離滅裂かがよくわかる~~と
刈り上げの体制保証なんてのは国内問題だろう、要は不可侵を
求めればいい訳で、筋が違うってもんだ。

北朝鮮、金正恩委員長の執権を前提にした体制保証を要求
2018年05月31日08時23分 [中央日報/中央日報日本語版]

30日に板門店(パンムンジョム)で行われた
米朝首脳会談議題交渉で、両国は米朝外交関係の樹立について
議論した。
北朝鮮が非核化をする場合、対北朝鮮制裁を解除することも
米側が約束したと伝えられた。

これに先立ちボルトン米大統領補佐官が成功モデルとして
強調した2003-04年のリビアとの核交渉でも、
非核化措置の初期段階としてリビアに連絡事務所を設置した。
リビア内の核プログラムが完全に廃棄されたという公式発表が
出た後には国交を正常化し、連絡事務所を大使館に昇格させた。北朝鮮の「完全な非核化」達成まで制裁を解除しないという
立場を明らかにしてきた米国の立場では、非核化措置の
先行段階でも連絡事務所の設置を通じて北朝鮮体制を
保証できるという信号を与え、双方が満足できる条件だ。

カギは国交正常化と制裁解除の条件である
「完全な非核化(CVID)」が支障なく進行するかどうかだ。
ソン・キム駐フィリピン米国大使が率いる米国交渉チームと
板門店で会った崔善姫(チェ・ソンヒ)北朝鮮外務次官チームはそれぞれ「完全な非核化」とこれに対応する
「完全な体制保証(CVIG)」を要求したという。
北朝鮮が2回の南北首脳会談で強調した

「朝鮮半島(韓半島)の非核化」のために米国も
「韓国の非核化」を受け入れるべきという要求だ。

外交筋などによると、米国のCVID要求に対し、北朝鮮が
交渉場の内外で主張してきたことは5つある。
南朝鮮内の米国の核兵器からすべて公開し、南朝鮮から
すべての核兵器とその基地を撤廃すべき、ということだ。また、米国が韓半島(朝鮮半島)とその周辺に核打撃手段を
展開しないよう要求した。

米国はこれに対応して核弾頭の早期搬出など高いレベルの
初期措置を北朝鮮に要求したという。
これは米国の中間選挙がある今年11月までに北朝鮮が
核弾頭の一部を米国に送る措置を意味するという解釈が
出ている。
外交筋によると、北朝鮮は板門店交渉で北朝鮮の
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の執権を前提とした
体制保証を要求した。

結局、米国はCVIDを合意文に入れることを、
北朝鮮は金正恩体制の保証をお互い要求したと見ることが
できる。
ある消息筋は「今の議会などの雰囲気を見ると、CVIDさえ
確実に入れれば成功した会談として包装することが可能だが、
これが不可能ならイラン核合意にも及ばないという国内の
批判を避けるのが難しいだろう」と述べた。また、
北朝鮮は韓米連合軍事訓練をその後も問題視する可能性があり、8月に予定された乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン(UFG)訓練がシンガポール首脳会談後の変数となる見込みだ。

米国の立場でみると、北朝鮮が要求してきた在韓米軍の撤収や
米軍戦略資産の循環配備中断などは完全な非核化の
最終段階である平和協定段階で議論可能な内容だ。

一方、30日午後に中国北京を出発した北朝鮮の
金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長はこの日午前
(現地時間)、ニューヨークに到着した。
国務省はポンペオ長官が金英哲部長との会談のため
30-31日(現地時間)にニューヨークを訪問すると
確認した。
双方は2日間にわたり1回以上会う計画だ。会談後に双方が
署名した結果が出る可能性もある。

シンガポールではジョー・ヘイギン米大統領次席補佐官と
キム・チャンソン北朝鮮国務委員会部長が会った。
儀典および警護問題を議論するためにシンガポールを訪問した
双方は29日と30日に協議を行った。

韓国政府は米朝のニューヨーク談判が結果を出し、
米朝首脳会談が成功する場合、年内の終戦宣言が可能だと
みている。
ある当局者は「現在としては年内に終戦協定または平和協定を
締結する可能性がある」と述べた。ただ、
トランプ大統領が金正恩国務委員長との会談で条約締結に
合意しても米議会で北朝鮮の人権問題などを取り上げて
反対する場合、条約の発効はもちろん北朝鮮の非核化にも
支障が生じる見通しだ。

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